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ラウンドアップマックスロードを散布する高橋さん
専用ノズルで時短、大豆播種前に雑草対策を 大豆の難防除雑草防除作業見学会

JAは5月29日、馬放営農組合が管理するほ場で、大豆の難防除雑草防除作業見学会を行いました。

ラウンドアップマックスロード専用ノズル「ラウンドノズルULV5‐Lightブーム用」を装着したブームスプレイヤーで、同組合員の高橋勝さんが3・25㌶の圃場にラウンドアップマックスロードを散布しました。

このノズルは従来品より散布粒子径が均一で大きくなっており、噴霧圧力を0・8MPaに設定することで、薬量は従来通り(500㎖/10㌃)のままで、散布水量を従来の10分の1(約10L/10㌃)に抑えられます。

散布速度によって水量は変わりますが、試験圃1㌶に時速3㎞で散布する場合、100Lの水量で、給水せずに散布できます。

6月5日にはトレファノサイド乳剤を散布、耕起(深さ10㌢以内)し、体系防除で難防除雑草を防除していきます。

日産化学株式会社の小池龍也プロダクトサポート室長は「ラウンドアップマックスロードは散布後数時間で雑草の根まで吸収移行するため、散布翌日耕起しても雑草の再生を抑える。朝露や雨に強い特長も予定通りの作業実施に貢献する。今回装着したULV5‐Lightブーム用ノズルを使用することで隣接作物への飛散も軽減できる」と話しました。

高橋さんは「以前は給水しながら2人で作業していたが、今回は給水なしで作業時間を短縮できた。難防除雑草を1年で防除することは難しく、数年かけて行っていく」と話しました。

髙橋さんの難防除雑草防除に関するコメント等は、ユーチューブ内の同社が製作している「農業応援Tube」で公開される予定です。

 

ラウンドアップマックスロード専用ノズル

「ラウンドノズルULV5-Lightブーム用」

 

 

 

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