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温湯消毒をする作業員
温湯消毒で環境に優しい米作りを

JAは、令和5年産米向けの水稲種子温湯消毒作業を進めています。農薬を使わずに病原菌を殺菌することで、農薬の使用回数を削減。環境に配慮した米作りに取り組んでいます。

JA新田倉庫では2月1日から、処理済み種子を注文した組合員向けの「ひとめぼれ」と「ササニシキ」の2品種を処理しています。4キロずつ袋詰めされた種子を60度の温湯で10分消毒し、冷水で10分冷却。処理した種子は2月2日から配達しています。

2品種の総量は約10.2トンで2人の作業員とJA職員が1日に約1トンを処理。2月15日頃まで作業が続く見込みです。

JAの担当職員は「温湯消毒は、環境に優しい米作りの基本。今年も優良な種子の供給に努めていく」と話していました。

JAでは、2月末から組合員自らが処理できるよう、JA倉庫などに温湯消毒機を設置する予定です。