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「ささ結」の新米を試食する佐々木組合長(左)
ササニシキ生誕60周年「ササニシキ」「ささ結」新米試食会

大崎の米「ささ結」ブランドコンソーシアムは2日、大崎市古川で「ササニシキ生誕60周年『ささ結』9年目の新米試食会」を開きました。コンソーシアム会員や関係機関の代表者らが出席。炊きたてご飯の他、すしやササニシキのおにぎりなどを試食し、冷めてもおいしい特徴を確かめました。

コンソーシアム副代表であるJAの佐々木浩治組合長は「高温障害の心配もあったが、大変おいしい新米となった。来年は作付面積を増やしたい」と話しました。

同試食会では東北を中心に活動するジャズバンドグループMIKABANDによる、ささ結のイメージソング「Feel it!ささ結」が披露されました。ヴォーカルのMIKAさんは「香りが良く甘みがあり、一粒一粒がしっかりしていて別格のおいしさがある。自宅ではお客さんにもささ結をふるまっている」と語りました。

今年は、同品種を90㌶に作付けしており、約500㌧の生産が見込まれています。

コンソーシアムは同市や2JA(古川、新みやぎみどりの地区・いわでやま地区)、古川農業試験場などで構成。「東北194号」を「ささ結」の愛称でブランド化する取り組みを進めています。

試食会で振る舞われた「ささ結」の新米