JA園芸振興会は6月21日、豊饒の大地「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証を受け、大崎市古川新田にあるJA営農センターで、認証通知書交付式を開きました。
同会には約160人が在籍しており、ナスを主体とした約20品目、39.73㌶分が5月22日に認証されました。
大崎市の野菜部門ではこれまで、39.32㌶分の品目を認証しており、今回で約2倍の79.05㌶となりました。認証されている団体の中で、1番大きい認証面積となります。
認証品は「ブランド認証品マーク」を表示して販売できます。
同会の紺野宏見会長は「良いものを作るのは当たり前。現在は県内のスーパーでの販売がメインとなっているが、ブランド認証を活かして販路を拡大したい」と話しました。
大崎市産業経済部農政企画課の安部祐輝世界農業遺産推進監は「消費者がおいしい野菜を食べる機会がかなり増える。大崎市では『世界農業遺産』の野菜として古川産の野菜をPRしていくので、これからも野菜作りを頑張ってほしい」と話していました。