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JA古川管内産米と大豆を使った商品が掲載されたカタログ
三越伊勢丹の冬ギフトに管内産の米と大豆商品

老舗百貨店を運営する株式会社三越伊勢丹のお歳暮カタログで世界農業遺産「大崎地域」が特集され、JA管内産の米や大豆を使ったスイーツや鍋料理のギフトが取り上げられています。

同社が伝統的な農業を未来に継承し、日本各地の世界農業遺産の魅力を発信するため、全国11の認定地域の中から宮城県「大崎」と熊本県「阿蘇」の食材を使い、全国の有名店考案のオリジナル商品を開発しました。JA管内産の食材を使った商品は、「だて正夢」の米粉カップスイーツやもち米「みやこがね」を使った「手作り最中」、大豆「ミヤギシロメ」の豆乳を使った「豆乳鍋」など5品。そのほとんどが今回限定の商品となっています。

同社の担当者は「数ある農業遺産の中でも震災復興や米を使った商品を取り上げたく、大崎地域を特集した。SDGsの観点からも、まだ認知度が低い世界農業遺産を多くの方に広げていきたい」と話していました。

JAの担当職員は「大崎耕土は平成29年に世界農業遺産に認定されたが認知度は低い。今回の特集でクローズアップされ、『生きた遺産』を全国の方に知っていただき、産地に足を運んでもらいたい」と期待を込めます。

カタログは100万部が発行され、過去に購入歴のある全国の利用者に配付されます。オンラインストアでも購入することが可能。数量限定品もありますが、カタログからは12月31日まで、オンラインストアでは令和4年1月17日まで注文できます。