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会議で開会の挨拶をする加藤会長
ブランド米研究会が新たな活動を本格化

JAブランド米研究会は、令和4年度から新たな活動を本格化し、飲食店への販促活動や高食味値米の区分販売などを実施。「ささ結」と「ササニシキ」の品質・食味向上によるブランド力の強化で農家所得の向上を目指します。

近年は、コロナ禍で研修会や販促活動が行えない状況が続いていましたが、これまでの活動を見直し、所得向上に向けた取り組みを強化します。

会員の生産活動としては、環境保全米への取り組みを基準とし、土壌診断による施肥設計で土づくりに力を入れます。また、「ささ結」の基準はタンパク含有量6.5%以下ですが、さらに高レベルの玄米は高値での区分販売を目指します。

同部会の加藤邦則会長は「ブランド米として付加価値を付けるため、時間はかかるが、様々なデータを集め、だれが食べてもおいしいと言われる高価格の米を作りたい」と話していました。

同会は平成30年1月に設立。「ささ結」、「ササニシキ」の生産者が集い、展示圃の現地検討会による研修など、ブランド力の向上に努めてきました。