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冠水して枯死した大豆
豪雨により農作物が冠水被害

7月15日から16日にかけての記録的な大雨により、JA管内では農産物や組合員宅などで甚大な被害が発生しました。
古川矢目地区を流れる名蓋川の決壊や河川の増水などにより、水稲約2,000ヘクタール、大豆約1,220ヘクタール、子実用トウモロコシ約90ヘクタールが浸水、冠水被害を受けました。大豆は、そのほとんどの圃場で枯死寸前の状態が見られ、数日間冠水していた圃場では、回復不能の状態となっています。
また、山間地域では土砂崩れが多発。一部では水田や付近の川、側溝に土砂が流れ込みました。
土砂災害付近に住む生産者は「近くの沼と川が一気に溢れ、あっという間に家の庭に水が押し寄せてきてとても怖かった。土砂に埋もれた稲は収穫できないので、そのままにしておくしかない」と話していました。

JAでは、16日に災害対策本部を設置し、被害状況の確認と今後の対応について協議しています。