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ブロッコリーの出荷規格を確認するJA職員(右)と生産者
秋冬ブロッコリー出荷本番

JA管内で秋冬ブロッコリーの出荷が本格化しています。令和4年度は市場との契約販売で、1玉当たりの単価を保証しており、農家所得の向上に努めています。

JAでは、実需からの要望に応え、ブロッコリーの作付け拡大を推進してきました。春出荷のものは、昨年の約2倍となる59アールに作付け。秋冬は102アール(前年度比約1.5倍)に作付けしています。

ブロッコリーは、袋詰めが不要で調製作業が比較的楽なため、高齢者や初心者にも取り組みやすいとされています。

市場出荷のものには、世界農業遺産にも認定されている「大崎耕土」のテープを巻いて販売。市場担当者によると、消費者からも好評を得ているということです。

10月27日には、JA野菜集出荷所で、出荷査定会を開き、出荷形態や規格を確認しました。

この秋から初めて出荷するという生産者の結城陽介さん(39)は「園芸作物に挑戦したく、JAから勧められて作付けした。全て良い品質で出荷できるよう頑張りたい」と話していました。

市場担当者は「JA産のブロッコリーは、きれいで品質が良く、他県産よりも好評だ。スーパーなどでも目立つ場所で販売してもらえる」と評価していました。